叛獄の王子
」のレビュー

叛獄の王子

C・S・パキャット/冬斗亜紀/倉花千夏

historical M/M戦記

ネタバレ
2021年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヴェーレ国の奴隷という立場に置かれたデイメンの背景が分からない序盤は、性奴隷、暴力などがダークな場面が続きストーリーに入り込めなかったものの敵国同士の王子2人の状況が徐々に明らかになるにつれ夢中になりました。世継ぎをめぐる謀ばかりで誰も信用できず身の置き所のない2人の状況の中で築かれる信頼関係。2巻半ばまで甘い場面は皆無、まんまと受け王子の掌で踊らされている攻め王子、これじゃロマンス生まれないかもって不安になりました(笑。俺様美人受けがデレるところが見たくて一心不乱に読みました。
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