このレビューはネタバレを含みます▼
うわあーーーーめっちゃいい!
初読み作家様原作付き素敵でしたーーーー!
銭湯で双子の小さな娘たちを難儀しながらお風呂に入れていた若いお父さんを助けてくれたのは、コワモテの大きな男、鈴木太郎右衛門。
高校生の時両親を事故で亡くしたお父さんは、自分も事故の後遺症から立ち直るまでに紆余曲折、年上の女理恵の息子の家庭教師をしたことがきっかけで理恵と結婚し双子も生まれ、24歳にして3児の父。
子どもたちの母親理恵は経営者で海外を飛び回り子供達はお父さんに任せっきり。
そんな家族の家に居候することになった太郎右衛門。さあ、ここで恋が生まれなくてどうする?
妻も子もある学生24歳と、結構老けてるけど実は18+11で29歳の元板前。難儀な恋になるかと思いきやこれがホームドラマなんですよねえ。
太郎右衛門がカッコ良すぎて、少ないえちシーンでは意外にガッツリしてて、そんなに最初から好きだったのね。
それにしてもこのお父さん、理恵との結婚も太郎右衛門にも実際流されてない?
理恵がまあ身勝手な女で結局中盤からは離婚と親権の話になるわけですが、こういう家族の形もありなんでしょうね。
2年後、9年後の話がとっても嬉しくて、やっぱり太郎右衛門さんが好きすぎる!
大きくなったお兄ちゃんの来夢と檸檬蜜柑の双子ちゃんに嬉しくなります。
ご近所さんにまで「旦那さん」って呼ばれてる太郎右衛門さん、素敵ですよー。