このレビューはネタバレを含みます▼
「へびの嫁入り」「狛犬の花嫁」「狐の嫁取り」「白鳥の嫁狩り」に続くシリーズ5作目。これまでの4作品とは関連性なしなので単独で読めます。2CP収録、どっちも甘い!
「蛇龍の婚姻」
八岐大蛇が支配する蛇人達が暮らす国で、乱世の時代を生きる謙信×信玄。共に稀少な蛇眼の持ち主で、目を見ても石にならなかった=運命の番として夫婦になることに。早々に生まれた双子ちゃんが可愛いし、安定の攻めの執着、嫉妬心が美味しい。周りの人達もすっかり和みモードでほっこり。トラブルも謙信が即対処で危なげなく、H多めのラブラブ溺愛カップルでした。
「大蛇様の幼な妻」
八岐大蛇に仕える大神官・玄刀×八岐大蛇の生贄・那岐。幼い頃に玄刀の元に来て数年、生贄になる準備に余念がない那岐と、那岐を愛情深く育てた玄刀。那岐がこれまでにない少女テイストの儚げ美人で可愛らしい。先生に会えたから生贄に選ばれたことに感謝するなんて健気すぎて泣けてくる。予定調和な展開だけど、幸せになって欲しいのでそれでよかった!こちらも子供(予定)が安定の可愛さ。