このレビューはネタバレを含みます▼
西崎は木原作品の中でも指折りのクソ野郎です。いつだって「自分は悪くない、こうなったのは誰々のせい」で現実逃避。死にそうになった時でさえ、同じこと言ってる。ばかなやつ!だけど、なんて可哀相なんだろう。あまりにも悲惨。ばかな生き方のせいで、人を傷つけて、自分も傷ついて、それもこれも自業自得なんだけど……
人でなしのバカ野郎なんだけど「死にたくない、離れたくない」としがみつく執念に、私は絆されちゃったのかな。。。
ラストの西崎が、小さな子どもみたいで、可哀相で、哀れです。
続編(同人誌)、早く商業販売してくんないかな……