過去にあった現実





2021年7月6日
時は戦前から戦後すぐ。子供~大人になったマイペースなすずが主人公。傘云々の祖母の言葉の意味。いきなり言われてもわからないのは無理なし。
静かで優しい夫・周作。好印象ながら遊女との関係が気になる所。元恋人? 優しい義父母、訳ありながら意地悪な義姉、すずになつく晴美。近所の人たち含め、嫁ぎ先は良い所でちょっと安心。
隣組、食べ物、防空壕等々、戦前の暮らしが垣間見えます。愛国いろはかるたはキツい。コマ横の注釈(小さく読み辛い箇所も)は、今の感覚だとえ?みたいなことがたくさんあり。
2巻途中から空襲が始まり、悪化の一途をたどる日本。すずの大怪我に晴美……!8月6日の原爆、被爆。そして敗戦。戦後の厳しさ。最後の子供は二人に引き取られた?
厳しすぎる過去の日本の現実。その中で暮らす人々の何気ない日常がゆるやかな絵柄で描かれています。すずの明るさが救いでした。
静かで優しい夫・周作。好印象ながら遊女との関係が気になる所。元恋人? 優しい義父母、訳ありながら意地悪な義姉、すずになつく晴美。近所の人たち含め、嫁ぎ先は良い所でちょっと安心。
隣組、食べ物、防空壕等々、戦前の暮らしが垣間見えます。愛国いろはかるたはキツい。コマ横の注釈(小さく読み辛い箇所も)は、今の感覚だとえ?みたいなことがたくさんあり。
2巻途中から空襲が始まり、悪化の一途をたどる日本。すずの大怪我に晴美……!8月6日の原爆、被爆。そして敗戦。戦後の厳しさ。最後の子供は二人に引き取られた?
厳しすぎる過去の日本の現実。その中で暮らす人々の何気ない日常がゆるやかな絵柄で描かれています。すずの明るさが救いでした。

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びゅう さん
(女性/40代) 総レビュー数:0件