蜜果【単行本版】
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蜜果【単行本版】

akabeko

落果のスピンオフだったのに…!

ネタバレ
2021年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話も持ってます(笑)
まとめて読めるの嬉しいのでコミックス版も購入しました。というか表紙が美麗すぎてそれだけで購入する価値あると思ってしまうのは私だけでしょうか。
読後に表紙をみると「店長も希雄も、そんな顔するようになって…」と堪らなく幸せな気持ちになるのでお勧めです。
そんなに年月は経ってないと思うんですけど、改めて1話から読んでいくと絵が上手くなっててびっくりしました。
まだ読んだことのない方は落果から読むことをお勧めします。
それはそうとこの二人、落果ではスピンオフとして描かれていたんですよね。
表題作のりんごさんを差し置いて1、2巻の大ボリュームで描かれることになった店長とレオですが、密果では特別ドラマチックな展開があるわけじゃなく、山あり谷ありということもなく、店長は店長のままで、レオはホストのままです(レオの方は最終的に辞めて別のお仕事フラグがたっていましたが)。
でもお互いがお互いのことを必要としていて、依存していて、愛しあってるのがちゃんと分かる内容になっているので、非常に満足度が高いんですよね。
最初は軽い分からせのつもりでレオを抱いた店長がめろめろになっていくのを見るの、めちゃくちゃ楽しいです。
元NO.1タチ専ボーイということもあり行為はえげつないですが…(笑)
エッチは上手いけど恋愛は下手な攻めと夢を売ることはできても自らの恋愛は下手な受けが足りない部分を補いながら手探りで恋愛してるの、一生見てたい。
まだまだ続いてほしい作品のひとつです。
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