本筋とネタ要素の噛み合わせがいまいち





2021年7月10日
馬の耳にも三年のスピンオフ。元作品がかなり良かったしセールなので買ってみましたが、こちらはあまりピンと来ず。特に最初のお話は、修行中の小坊主とか映画製作者とかの説明が一切なしに謎のシチュエーションで進むのですが、何がしたかったのかよくわからない。一途な若者と自由人の年上芸術家の関係がどう進むかがメインだとするなら、海浜幕張くんの謎スキルの披露やら取材先のドロンやらのネタもちょっと空回りというか。元作品は坊主と芸術家の組み合わせであることに意味があって、時々挟まれるネタのバランスも良かったのだけど、この作品はメインの設定とネタ要素がなんだかチグハグな印象でした。ちょっと残念。

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shikimi さん
(女性/50代) 総レビュー数:438件