色のない、そして光
」のレビュー

色のない、そして光

本穣藍菜/しちみ

もやもやもや…

ネタバレ
2021年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ メインカプ宇佐美と葛城の2人が最後まで好きになれず、何だかモヤモヤが止まりませんでした。特に葛城が最低で…。2人にとったらハピエンなんだけど……微妙。2人とも不幸な生い立ちは同情するけど、自分勝手で他人のことはどうでもいい手段を選ばず力でねじ伏せるところがなんとも…人としてどうなんだろう…いやはや…。冒頭からとても魅力的で懐の深い市瀬が最後まで振り回されて救われないのが不憫で残念でした。葛城は市瀬に対して態度がヒドいし、特に宇佐美の心無い言葉に市瀬がどれだけ傷ついたことか。宇佐美がこれをスルーしてハピエンってあり得ない。読後感しんどすぎです。
後輩カプは素敵でした。これも市瀬が関わって2人が良い関係になるように導いたんだよなぁ。
とても素敵で魅力的な市瀬に星1つ進呈します。
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