このレビューはネタバレを含みます▼
伯母夫婦と暮らしている高校生・恭介×通院中のリーマン・新。街中で具合が悪くなった新は恭介と伯母の光代さんに助けられ、一晩お世話になることに。家族ぐるみの交流が始まり、仲良くなった恭介と共に過ごすうちに互いに気持ちが動いていく初々しい流れから、やがて明らかになる新の通院の理由がもう本当に腹立たしい。よくある話=だから大したことじゃない、ってことではないよね。無鉄砲でも恭介の行動を全面支持。もちろん恭介の身も大事だからその場にいたら止めるだろうけど、気持ちがなにより嬉しい。少なくとも守屋さんの気持ちを動かしたわけだし。どうなったかは分からないけど、一石を投じられただけでも新の救いになったと思います。Hは本番は惜しくもなしで未遂のみ。二人の関係はまだまだこれから、ゆっくり愛を育んで欲しいです。すごくよかったー。