このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いです。私もまだ全作品制覇はしてませんが、「恋が落ちたら」(私が今までに読んだ中でイケおじNo.1だと思う)が大好きで、作者様の描かれるなんとも色っぽい男性がほんとツボです。この作品に出てくる二人もとっても魅力的。廃品回収業者の晴仁とそこにお世話になるようになった桜次郎。二人とも訳有りな感じで、実際桜次郎の事情については作品内で触れてあります。晴仁の過去については詳細には描かれてないけど、ちょっと影というか寂しさを感じましたね。そんな感じだから、桜次郎がやってきたら、お互いの存在が大事になってくるし、牽かれ合うのは必然だろうなぁと思いました。廃品回収とか日常に溶け込んだ話かと思いきや、生きた人間を廃品として出すって実際はありえないこととかがぶっ混んであったり、なんだか不思議な感覚に陥ります。その設定以外は、のどかな港町のありそうな風景なんですよねぇ。天気のいい日に埠頭にビーチパラソル出して、その下で仕事って、想像しただけでなんか気持ちいいですわ~。二人の関係性、すごく好きです。初めて最後までいたしたところもできれば見たかったな~、かなり情熱的そう~。はい、妄想、妄想(笑)。