このレビューはネタバレを含みます▼
全体的な作品の雰囲気が、花が多用されていることもあって優しくて、絵ととても合っていると思いました。
少し強引でマイペースな有川と、家族を亡くし孤独で過去の恋愛で傷ついた御崎が少しずつそれぞれの気持ちに気付いていく。有川の優しさと強さが御崎の孤独や傷を取り除いていく。その描写が丁寧に描かれています。
レビュータイトルの言葉は、最後の御崎の中の一かけを溶かした言葉で、胸にストンと落ちました。
始めツンツンしてた御崎が最後にはすっかり可愛くなっているのも良かった。
番外編は、もうキュンキュンします！
そして、この3巻でも纏まっていますが、「花のみやこで」をセットで読んで、初めてストーリーが完結しますので、必読です。
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