作家の醍醐味

2021年7月30日

サガミワカさんの作品はタイトルが実に良い！
そして物語の始まりからラストの献辞に至るまでの構成に唸りました。小説家らしい性と言うか、謎めく事象に対しての貪欲さもうまく描かれてました。
主人公の小説家周りの人達が温かい人ばかりに対して、編集者があまり感じが良くない人達なのが気になったくらいで、小説家が主人公の作品で特に違和感もなかったところも良かったです。
もし続編が出るならば、是非漣君(本名出なかったですね)が再び筆を取るようになるまでの話が読みたいところです。

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hiro さん

(女性/60代～) 総レビュー数：1件

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