お前がバカを言いだす日には
」のレビュー

お前がバカを言いだす日には

日塔てい

甲乙つけ難く…!

ネタバレ
2021年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3作入ってますが、同じゲイバーに通う飲み友達?つながりのお話なので、違和感なく読めました。どのお話も面白かったので、1冊まるまるあっても良いのになぁ~と惜しい気がしました。
悩むところですが、1番好みだったのは最後のお話。年下ワンコの暴走が可愛いかった(笑) 餌付けされるワンコ。1話の「犬に餌やらねぇと」…犬って耕太(笑)
短いので展開も早いのですが、耕太が(正が耕太のために作ったのであろう)冷蔵庫の中のご飯を見つけた辺りが、すごく好きでした(^^)
正が好きな人のために作ったと勘違いした耕太が、悔しくて切なくて泣きじゃくりながら、勝手にご飯を食べる姿が、なんかもぅ空回りすぎてて愛おしい(^^) その後の最中が、正くん正くん正くん…アタマの中の吹き出しいっぱいに「正くん」(笑) 可愛すぎか。
3作とも、男同士の本音のぶつかり合い、言いたいこと言ってるかなぁ~的な感じが、読んでて気持ち良かったです(^^) タイトルも小気味良くて好みです。
ただ1話の後輩くんの良さは、私には分からなかったです(笑) 先輩が分かってれぱオッケですね!
2話のバーでの「胸に手を当てて考えろ」千葉の台詞に、小野寺さん、ホントに胸に手を当ててる! ツボりました(笑)
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!