このレビューはネタバレを含みます▼
5巻に入って大きく話が動きます。お爺さんの代から積み上げてきた負の遺産が罪のない孫たちにどっしりのしかかり何とも気の毒です。もう麗子も真宮もこのしがらみを断ち切って自分たちの人生を歩んでみてもいいのではと思ったりもしますが。失踪した犀門と執事、巻末に再登場した伊織がまたどのように物語に関わっていくのかと続きが気になります。
追記です。7巻まで読みました。ここにきてさらにストーリーが大きな転換期を迎えました。今まで必死に繕ってきたものが一気に崩れて真宮の最大のピンチですが、伊織が助けにきてくれると信じつつ...最終話では一族の膿を出し切ってそれぞれが幸せなエンディングを迎えられるようにと祈ってます。