電子特典が読みたくて

作家買いしている作家さんです。紙コミックスを買ったのですが電子特典が4pあると知りこちらも購入しました。この作家さんといえばシリアスでドラマチックなイメージ。バイオリニスト攻×耳が聞こえない受とのあらすじに少し身構える気持ちもあったのですが…よい意味で裏切られました。繊細な描写や地に足がついた表現は変わらず、でもすごく温かくて優しい。この作家さんには毎回泣かされるのですが今回は切なくて泣くというより(漂う切なさはありますが)なんだろう…温かい涙が出ました。号泣するんではなくて目の奥が潤む感じ。難聴というハンディキャップを扱っているけれどそこが主題ではなくて重くない、でも軽くもない。２人が２人なりのやり方でコミュニケーションを重ねて特別な存在になっていく様子がじれったくてくすぐったくてキュンとしました。年下の攻が受のことをまっすぐに好きなのが「頑張れ！」って応援したくなります。ゆっくり進むこのお話には無粋かもしれないけど、早く両想いになっていちゃいちゃするところが見たいです！！続き早くでてほしい！！