世界でいちばん遠い恋
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世界でいちばん遠い恋

麻生ミツ晃

じっくりじんわり

ネタバレ
2021年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段あまり読んですぐのレビューは書かないのですが、この作品は書いておかなければと思いました。島出身の音大生と重度難聴の個人投資家の2人の物語、じっくり読みました。読みながらずっと涙腺がじわじわしていました。十嘉くんの愛が、深くて広大でまっすぐで、そんな愛を受け入れることにたくさんの葛藤がある五十鈴さん。胸がいっぱいになるそんな1巻でした。【名前を呼ぶときに口がとがってどんな人でも可愛く見えるから】という理由で名字の「いすず」と呼んでほしいと五十鈴さんが十嘉くんにお願いするシーンがあるのですが、私気付いてしまいました…お名前の「あゆむ」も口がとがることに。十嘉くんの指と首のタトゥーも。何か仕掛けがあるのか気になって気になってしょうがないです…ちょっともう1回読んできます。2巻読むまで生きなければと思いました。いちゃいちゃあまあまな2人とぐずぐずな五十鈴さんが見たいです…!
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