キスも知らないくせに
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キスも知らないくせに

木下けい子

"胸キュン"は最早木下先生の代名詞ですね

2021年8月17日
レビュアーの方々が声を揃えて「胸キュン」「キュンキュン」と連呼されていて、ニヤッとしてしまいました。うんうん、めっちゃわかるわかる。少女漫画的展開&胸キュン要素満載ですよね。僕も少女漫画結構好きなので共感です。そして木下先生の作品は本当癒されますね〜。
そーちゃん、君はいくら何でもウブ過ぎる!生まれたての子羊のようにウブい!いやでもそれが可愛いんですけどね。綾瀬くんは、一見クールで飄々としていて何事にも動じなさそうなイメージなんですけど、実はそーちゃんに恋し過ぎていて気持ちが絡まってるところがまた良い。
好きだからキスの先に進みたいけど、怖くて覚悟を決めれなくて、自分の好きだという気持ちにそーちゃん自身が追い付いていけなくて、それに悶々として悩んでる姿も可愛いです。勿論、性的な行為だけが愛情を表現する方法ではないけど、体を重ねるからこそ伝わる、感じる愛情や想いってありますよね。愛されてるな〜って。そーちゃんがそれに気付けて良かった。
この作品(+『17』)の小冊子作品も良かったです。
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