発熱バスルーム
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発熱バスルーム

ARUKU

これがARUKUワールド…

ネタバレ
2021年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様がこちらの作者様のレビューを書かれてて、思わず読みたくなりました。レビューありがとうございました!ARUKU先生の話を読むのは3つ目です。ようやく自分にもARUKUワールドというものが掴めたのでは…、と思ったり。違うかもしれませんが。(違ったらファンの皆様本当にすみません…)リアリティーとフィクションの融合が凄い。これにつきるのでは。監 禁が実にフィクション染みてる。現実では、大の大人の男の人を監 禁するのはリアリティーがない。場所、資金、人。単純にそれらの問題が難しいと思う。もちろん短期間で最初から目的があって監 禁することは出来るだろうけど、監 禁自体が目的だとすると難しい。そういうわけで、バスルームでの監 禁は"現実ではあり得ない"フィクションならでは、どこかそういう気持ちで読んでたわけです。それが、急に現実が接近してくる。明かされた見晴とマナトの関係性は実にリアリティーがある。とてもとても現実染みてる。きっと"現実でもあり得る"ことだ。あり得ることとあり得ないこと、リアリティーとフィクションのバランスが超絶的。そう思って手元にある作品を読むと、これらもまたリアリティーとフィクションの融合。その幅が作品によって異なるのも超絶的です。これがARUKUワールド……。ところで、マナトが見晴のことを色々な呼び方で呼ぶじゃないですか。くまみはとか見晴桃とかねむ見晴とか。ああ愛しくてたまらないのだ、って伝わってきてたまらなくなります。目にいれても痛くなさそうだ。かわいくてかわいくて仕方ないんだな。悲しい結末じゃなくて本当に良かった。
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