このレビューはネタバレを含みます▼
旬コミの試し読みで、ちょっと気になり、ここでの評価も高かったので購入。もう、「Nice!」がいくつ合っても足りない。
実際優秀で、αだと信じきっていたんだけど、運命の番に出会ってしまってΩだって気づいた…とは言え、その相手がまだ第二次性も迎えてない小学生!!遺伝子レベルで波長があうものだから、相手が子供でもわかるもんなんだな…と。ただ、「子供」であるがため、千夏は本能抑えて必死に自制するし。まだわかってない遥の方も、「この人好き!」ってのは、自分を助けてくれた格好いいお兄さんってだけでなく、本能でわかってるんだろうなぁ…。お母さんに説明してもらって、千夏を守るためにあえて離れる決断をする、幼いながらも男前。
だいたいこの手の話だと、Ω側に身の危険系の描写が多いけど、千夏は自衛できるほど腕っ節もいいし、倫理観もしっかり保ってるし。11年って年月もの間に、心変わりする覚悟も受け入れてたし。
最後に、高校卒業して男前になって帰ってきた遙が、いい男すぎました…