それを愛と呼ぶのか【合本版】
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それを愛と呼ぶのか【合本版】

遊楽夏

〈愛〉と呼びましょう!

ネタバレ
2021年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染みである2人の関係が変わることを、和輝のことを家族のように思っている秋也は抵抗してましたが、和輝はバッサリ! 秋也を好きだと言う自分の気持ちに正直でした。…とは言え、自分がAV男優に(バイトとは言え)なってまで、和輝に対する自分の気持ちを確かめる行動力!スゴいなと思いましたが。スゴいと言えば、腐女子のみなさんの眼前でポージングする和輝の度胸?開き直り?もスゴかったです。秋也が怒ってもしょうがない…?
攻めの和輝の一貫してどっしりと構えてる感じ、とても素敵でした (^^)
でも、秋也の「餅を焼く和輝を見てみたい」切実な気持ちも分かります。自分ばっかり好きみたいのはイヤって言う。小田さんと企んでる秋也、嫌いじゃなかったです。最初から最後まで、思い悩む秋也が常識的?一般的?だった気がします。
変なドロドロもなく、2人の間で気持ちのやりとりがなされ、ゼロ距離になると言う。大きな感情の揺れもなく、綺麗にまとまりすぎてる感じも否めないので、物足りなく感じる方もいらっしゃるかもしれないとは思いました。バランスの良いお話でした(^^)
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