果ての荒野でバカンスを
」のレビュー

果ての荒野でバカンスを

赤河左岸

短編集として抜群にいい!

2021年9月2日
初購入作家さん。1話1話の絵も背景もストーリーの構成も、短編の中でしっかりまとまっていて、とても良い作品。また、組み込まれてる3種のストーリーがファンタジー、現代、SFと設定はバラバラながらも、どれも切なさと愛に溢れた作りになっていて、作者さんの世界観が伝わってくる。中でも表題作が特に良い。短編ながら、彼等の関係性がちらりと伺えるため、これだけでも十分素晴らしいが、もし一冊丸々表題作だったとしたら映画化しても良いくらい良い話だった。お勧めです。
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