いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました
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いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました

霜月緋色/明地雫/いわさきたかし

至って普通、今後の展開に期待

2021年9月5日
内容と展開はよくある転移ものという感じ。成功までの道筋が主人公の特殊能力と直結しているあたりや、無条件に街の要人に信用されているあたり、いろんなリアリティを端折ったよくあるファンタジー。
転移、転生モノの中では普通。今後の展開で、商売だけじゃなく街の運営や国家事業なんかも絡んでくると面白いかもしれないが、リアリズム不足の世界観からしてそういう展開は難しいかもしれない。

それよりも、キャラクターのネーミングよ。
シロー、アイナ、カレン、ニノリッチって...もう少しどうにかならんかったのか。某作のリスペクトだと言うなら、もう少し読書に気付かれにくいように散りばめればいいものを、登場人物の名前が気になりすぎて、話が入ってこなかった。
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