屍と花嫁
」のレビュー

屍と花嫁

赤河左岸

評価はするけど……

ネタバレ
2021年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作画、世界観ともにレベルは高いと感じました。素人目による評価ですが(^^;)
ただ、好みは分かれるでしょうね。そして、正直、私の好みではなかったかなぁ~。
美しさや、物語の斬新さは感じたけれど、萌えは無かったかな。「恋情」「愛情」その他もろもろの心を揺さぶるようなものが感じられず、淡々と読んで、「なるほどね」と閉じた感じ。
個人の好みの問題かなぁ~。キ〇ン〇ーだと分かった途端に、自分でも不思議なくらいに冷めてしまって、惰性で読んだ感じでした。「なんだもう死んでるんじゃん」って。
婚約者に対しての扱いもどうかと思ったけれど、その婚約者もあんな感じだし。感情移入の持って行き場がなかったかな。
期待していた分、スンとなってしまった感じ。割引等無しで買ったのがまたちょっと懐にキツかったし。
ただ、「じゃぁ、★3以下にするか?」と自問した場合、作品としてはやっぱりレベルが高いと感じたので、★4にしております。個人的には「う~ん」でしたが(^^;)
また時間をおいて、読み返したら何かしら響くものがあるかもしれません。
……多分、「これ、愛情じゃなくて、依存とか執着じゃないの?」と感じたのが一番の理由かもしれません。BLというより、共依存のような感じだから萌えなかったのかも。他に誰もいなくて寂しいから縋った……と言うのは私の中では恋愛とは別枠なので、萌えなかったのかもしれません。これもまた、好みですけどね(^^;)
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