8月のロスタイム
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8月のロスタイム

桃子すいか

思い出に出来ない、特別な夏休み

ネタバレ
2021年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 8月のロスタイムがメインだと思ってましたが、春夏秋冬、4つの恋のオムニバスでした。
春、怪我で入院したDKと、訳ありキレイなお兄さん
夏、両片思い、大学最後の夏休み
秋、亡くなった叔父の恋人と、甥っ子歳の差愛
冬、受験間近、両片思いの幼馴染
やっぱり、夏の8月のロスタイムが一番良かったです。蓮に告白し、大学最後の夏休みを亡くなった蓮の祖母の家で、恋人として過ごす事になった翔馬。エッチはなかなか最後までいかないけれど毎日幸せで、この夏休みで区切りをつけるはずが、ますます好きになります。これまで何人もの女の子と付き合ってはすぐ別れてきた蓮ですが、その本音は最初は見えません。蓮の「好きなヤツと結婚したら、こんな感じか」と言うセリフがあり、「好きなヤツと」と言った意味が、後で回収されます。蓮のフラッとふわっとした感じは、蓮の諦めでした。亡くなった祖母の家、田舎の畳の部屋に、脱ぎ散らかした服や事後の証が、柔らかな絵なので、余計にエロいです。ただ、初めて最後までした…場所が、そこ⁈笑

春夏秋冬巡って、また春。4カップルのその後も見られます。ほのぼのします。
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