このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いです。先日「吸血鬼と愉快な仲間たち(コミックの方、原作が作者様)」を読み返して、やっぱりめちゃめちゃ好きだなーと作者様の別作品を探してこちらを購入。作者様のラノベの方は初ですが、がっつり読めて、うるうるきて、胸熱な展開に大満足です!14歳のひ弱で苛められっ子の路彦と、18歳のチンピラ山田がある事件をきっかけに出会います。真面目でいたいけな路彦に悪さばっかり教える山田ですが、意外と面倒見もいいんですよね。路彦もよく山田になついていて微笑ましくもあるけど、路彦にとっては唯一の関係性が危うげな感じもします。14歳と18歳だと顕著だった力関係が、路彦の成長と共に形勢逆転していく様が萌えポイントです。上巻と下巻の表紙を見比べてください!ね、この感じ~(ふふっ)。他の方のレビューによれば、この作品は作者様の作品の中では比較的読みやすい方だそうで、他は胸が痛くなるくらい切ない展開が多いようですね。この作品のスピンオフも読みたいんですが、どうもツラそうな感じがして、心身共に元気な時に読んでみたいと思います。スピンオフは二人のその後も入ってるらしい。ハラハラドキドキもあります、ガッツリ読みたい方にオススメの作品です!