餓えた犬は肉しか信じない
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餓えた犬は肉しか信じない

暮田マキネ

Don't miss it !( 第3話に大興奮❤️)

ネタバレ
2021年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ あぁぁぁぁぁー。またしても分冊版に手を出してしまった…でも買って満足の作品でした。(まだ1話のみ購入ですが…)マキネ先生の作品は、ちょっと闇が深くて苦しいイメージなんですが、その闇を抜けた先に待つ幸せが心を全部持って行かれてしまうので、クセになるんですよねぇ…
この新作も闇があるのかな?、苦しいかな?って一旦は躊躇するんです。でもウズウズと欲に勝てずに買うのよね~。
しかも、私の知る限り今までにない年齢層の二人の恋。ぎゃーっ、素敵ですぅ。マキネ先生の痛々しい10代の恋もいいけど、大人になったビターラブもいい予感。
中学同級だった山城と沢渡の19年ぶりの再会。方や社会福祉士となり、方やシングルファザーでこども食堂を舞台に繰り広げられる恋模様。二人の微妙な空気感にもう捕らえられてしまった私。何なの~。何があったの~。気になって仕方ないんです。19年の歳月はあまりにも長くて、その間も引きずるほどの想いとは?冷めない熱は燻り続け、再会してまた燃え上がりそうな恋に期待が膨らみます。
二人を結びつける沢渡の愛息子・宙くん。ママがいなくて、学童保育で寂しいよね。もっと甘えたいよね。甘えていいんだよ。キラキラお星さまがおめめにある宙くんがめっちゃいじらしくて可愛いし、宙くんのお友達・楽くんが生意気全開で頼もしい(笑)そのセリフは『北の国から』のゴローさんでは?という面白発見も楽しいです。
あぁ、それにしても山城がいい風に年を重ねて、渋い~。もっと年齢重ねたらナイスなミドルになる事間違いなし!はぁ、見てみたいな。
そして、そして!
19年の募る想いが解き放たれた第3話!見逃すなぁぁぁぁーっ!ありがとぉ、マキネ先生。山城がセクスィィィ~。ゴムの袋を口で切る仕草とその唇がセクシーなんですよぉ。元々、マキネ先生の描く唇がぷるんとしてセクシーなんですけど、噛み切る口元に目が釘付けになりました。厚みをもたせながら、弾力感もありながら、ちゃんと歪みもつけて、なおかつセクシー。くぅ~、たまんね。はぁ、山城の魅力に感無量(笑)好き。
最後のラブラブオーラは笑っちゃいますけど、幸せがにじみ出てますね。
でも、まだまだ続きますよね?この二人を思う存分に堪能しまくりたい!
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