このレビューはネタバレを含みます▼
ちょっとウルっと来てしまいました。獣人のお話は大好きなので即購入。
暗殺するはずだった亡き王との子供を産んだディリヤとその子供のアシュ。ディリヤの生い立ちや愛される事、愛する事が分からないディリヤが不憫でした。突然、王位継承権にアシュも該当すると屋敷に連れて行かれた二人が出会う亡き王の弟ユドハ。アシュとディリヤを邪魔に思う周りを牽制し2人を守ろうとするユドハが優しくて頼り甲斐のある男なんですよね〜しかもそのユドハは実は…と、この結末が心救われました。
所々、切ない場面もありましたがこれからは今までに味わえなかった家族の大切さ温かさを感じて暮らせるんだと思ったら嬉しい。