ぼくらのつづき
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ぼくらのつづき

アマミヤ

等身大のDKによる身近な日常BL

ネタバレ
2021年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 商店街の八百屋の子•桜井洋介は幼い頃、七瀬柊に怪我をさせてしまい、それから二人は疎遠になっていました。高校生になって柊が洋介の学校に転入してきて、同じ商店街で惣菜屋を営む祖母の家で暮らすようになるのですが、柊は学校では洋介に話しかけてきません。昔、怪我をさせてしまったせいかと気を揉む洋介でしたが、商店街のお店同士の付き合いの中で、単に柊の人見知りが原因なのだとわかり、二人は少しずつ打ち解けてきます。やがて洋介は柊に対して、なんとも言い難い気持ちを抱くようになるのでした。
当たり前のように家業を手伝う高校生の二人、商店街のお付き合いや柊のおばあちゃんのほのぼの感に、DKらしい勢い余った初々しさが良い感じです。学校帰りに、犬の散歩に、海が近くにあるのもアオハルみの効果的演出に一役買っています。おばあちゃんの作る唐揚げが美味しそうで要注意でした。
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