胸がヒリヒリする。





2021年9月26日
山中ヒコ先生の『イキガミとドナー』『500年の営み』は読んでいましたが、こちらの作品はフォロー様のレビューで気になり購入。やはり胸がヒリヒリする作品でした。
恋人が運転する車に同乗し母子の轢き逃げに加担してしまう透。遺児となった克哉が里子として引き取られた先での暮らし。透に引き取られて大切にされた日々。事あるごとに撮った写真の意味。ためたお小遣いで父の日に買ったTシャツ。克哉が部活にのめり込む理由。
克哉と透のそれぞれの想いと1つ1つのエピソードが読者を惹きつけたままクライマックスへ誘います。
そして、事故を起こした当事者黒田の存在。
生い立ちや環境が与えた影響。番外編で描かれるエピソード、透のためにリングをつくる黒田の姿に胸が痛い。
透と克哉のその後を番外編2で見る事が出来て安心しました。この作品も読後余韻が残る山中先生らしい作品でした。
恋人が運転する車に同乗し母子の轢き逃げに加担してしまう透。遺児となった克哉が里子として引き取られた先での暮らし。透に引き取られて大切にされた日々。事あるごとに撮った写真の意味。ためたお小遣いで父の日に買ったTシャツ。克哉が部活にのめり込む理由。
克哉と透のそれぞれの想いと1つ1つのエピソードが読者を惹きつけたままクライマックスへ誘います。
そして、事故を起こした当事者黒田の存在。
生い立ちや環境が与えた影響。番外編で描かれるエピソード、透のためにリングをつくる黒田の姿に胸が痛い。
透と克哉のその後を番外編2で見る事が出来て安心しました。この作品も読後余韻が残る山中先生らしい作品でした。

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