影の国から
」のレビュー

影の国から

高岡あまね

影が自我を持ったら

ネタバレ
2021年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほの暗いですが設定が良く練られていて面白かったです。
影ではあるけれど、自我を持って生きるカズキ×トウマと、人間世界の和樹と当真めぐるお話です。
それぞれが絡み合って悲しい事件が起こります。
自分自身を救うため自分の分身を助けたのに、自分の分身を励ますための言葉に自分自身が首を絞められる結果に。
番人のトワの存在も不思議でしたが、ラストはこの現状で1番幸せな終わり方かなと思ったので、上手くできているなと感心しました。
読み放題にて読みましたが、高評価の理由がわかります。
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