てのひらの星座
」のレビュー

てのひらの星座

桜木知沙子/穂波ゆきね

胸がギュって

ネタバレ
2010年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切なさに胸がぎゅっと何回もなりました!
幼少の頃の些細な出来事から疎遠になっていた瑞穂と円治が再会するも、自分の気持ちになかなか気づけなくて激しく勘違いをして1人落ち込んじゃう瑞穂とぶっきらぼうで言葉や態度に気持ちを現せない不器用な円治はこれでもかというほどすれ違ってしまいます。
瑞穂の親友・一成や円治の元家庭教師・吉見がアドバイスしたり引っ掻きまわしたりして何とかハピエンとなりますが、もう2人のピュアさに切なくなります。
最後の最後でやっと気持ちが通じる2人なので、甘い蜜月は見れずじまいなコトが残念ですが、きっとラブラブなハズ!
この作家さんの『ヤバイ気持ち』もすごく切なくて大好きな作品なんですが、今作で完全にファンになりました!
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