楽園の檻
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楽園の檻

鳴坂リン

絵が素敵

ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザの組長の息子で実業家 屋敷統司×「黒豹」の異名を取るヤクザ 相澤美遥。ようやく手打ちが決まった相手のヤクザとケンカをして屋敷に3ヶ月間お仕置きをされることになった美遥、男前×男前でツンデレ受け(デレ少なめかな)です。高校生のときに恋人だったヤクザと警部、両親が交通事故で亡くなった息子(15才)と息子を引き取った父親の後輩(36才)のお話の3作品が入っていてどれもストーリーがよかったです。初読みの作者様でしたが、絵がすごく好きです。ただちょっと涙が多いなーと、あまり泣かれると、スンてなっちゃうのです。15才はまだしもヤクザや警部がなー。ためてためて最後ドンのほうがいいのにな(元気玉?)。あと泣くときに口が波線になるのがギャグっぽくて、ん?てなりました。個人的にそこらへんが惜しいと思いました。緑と赤のコントラストの表紙がとてもかっこよかったです。ラストページの歩道橋のシーンで伏線回収されていてさすがと思いました。美遥の寝てる内にっていうのは、えーって思いましたけど、一生面倒みるからいいのかな。
2015年2月 総188ページ 修正は白抜き。
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