退廃的で、まるで映画のような漫画です。

2021年10月2日

訳あり神父と吸血鬼のお話です。終始、若干の退廃的な雰囲気が漂います。何かを諦めたように見える吸血鬼の様子がそう感じさせるのかもしれません。ストーリーが抜群に良く、読後は映画を観たような感覚になりました。コマからコマ、シーンからシーンへの移り変わりがとてもスムーズです。よくある設定のため、既視感を感じてしまうかも、と不安に思いながら読み始めましたが、良い意味で裏切られました。設定を活かし切ってる感じです。
独自(特)の世界観を構築されるのが得意な作者様のようです。作者様の作品の中では、こちらが一番好みでした。
大大満足の★5です。綺麗に終わってますが、続きが出て欲しいです..

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slen さん

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