このレビューはネタバレを含みます▼
伯爵令嬢オパールは、16歳の時、自宅で開かれた夜会で、襲われそうになり、未遂に終わったものの、言い知れぬ噂が、彼女を貶め、良い縁談も来る事なく、合理的で野心家の父の命令で、マクラウド公爵のもとに嫁ぐ事になる。そこで待っていた生活は、彼女を酷く虐げたものだった。主人が認めない妻を執事や侍女達まで、彼女の言うことは聞かず、見ていて腹が立って仕方がなかった。しかし、賢く有能な彼女は、そもそも、自分と結婚しなければならなかった理由である、マクラウド公爵の領地を見に行き、いかに、公爵が、自分の領地や領民達を見ず、借金を重ねて暮らしていたかを目の当たりにする。2巻では、あんなに自分に酷い扱いをした、マクラウド公爵、執事、侍女達にまで、寛大な処置を下すオパール。早く続きを見たい。しかし、ちと高い気はする⁉
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