このレビューはネタバレを含みます▼
また読んでしまった柳沢ゆきお先生。猫になった甥っ子22才と35才のときのお話(絵がずいぶん変化してます)と「皿の上の明くる日。」前後編(重複購入ご注意です)「男と男の蚊帳の中」「戦争は平和」が入ってます。独特の作風ですごく気になる作者様。死ネタ率多し。ワタクシこわいもの見たさのお化け屋敷に入る感覚で「僕が君を殺すまで」「ワンダーラスト」「つまさきに火」読んでます。ラストがわかりやすいハピエンならもっと人気出てるのかな(スミマセン!人気作家様でいらっしゃると思います。より一層という意味です)と思いながら、飛んで火に入っちゃう衆生がコアなのかなと思ったりもして。狂気的であやうい感じ、ちょっと不安になっちゃう。今作は読後感はよかったと思います。さみしいのもこわいのもありますが。もう全部読みますよ。好きなので。先生一生死なないでね。私泣いちゃうから。
2016年11月 総171ページ 修正=見えない構図、一部白モヤ、トーン。