このレビューはネタバレを含みます▼
エリートサラリーマンの不動。全てを兼ね備え、愛を捧げながら最終的には別れるハメになるユートピア(現実には存在しない理想の)ダーリン。いくつもの愛を経るのですが、途中からは斜め上の展開になっていって、あっ、これギャグだと気づきました(遅い)。愛が終わる毎に傍観者 柏木に総括され、すぐにまた新たな愛が見つかります。果たして不動は真実の愛にたどり着けるのか?
なかなかないタイプのお話で、おもしろかったです。オモチャはおちんち〇より修正基準が厳しいなど勉強になりました。このおもしろさに完全には適応できてなくて4か5か迷いますが、デビュー作とのことでこれからが楽しみな作者様なので星5で。ぜひともこの本の「これからの話」も読ませていただきたいです。
2017年9月 総203ページ 修正はトーン、白抜き。