８巻を先に読んでからの。

ネタバレ

2021年10月9日

このレビューはネタバレを含みます▼ ラストはハッピーエンドと知っててもそれまでの経由が内容的にキツそう、読みきる自信ない…と思い、最終巻が出るのを待ち、全巻一気購入。そして先に８巻を読んでホッと安心してからの、１巻から改めて最終巻までぶっ通し一気読み。２巻辺りがショッキングだったけど、男までも魅了させてしまう梓のぶれない男前な部分になんとかこっちのメンタルが保てて、挫けそうな時はヤってる時のシーンが綺麗で見ていられる(そこには確かにぶっきらぼうながらも情が入ってる)のでそれを見て鎮めたり(普通は逆w)、後半になると段々甘々になってきて読みやすくなりストーリーの面白さ、濃さ、キャラのそれぞれの背景が明かされてくる番外編でまた一段と心にグッときたり今までのを振り返るとなかなか読みごたえがあり、一旦ストーリーを全部知ると濃くてあの年頃独特の心情などがグッと面白くなってきました。でも後半は同時に嫌なキャラも出てくるけど、事情を知ってまた読み見直せばどこか哀しさも漂わせていたり。全巻思いきって買ってよかった！です。ロマンシスもあり、ブロマンスもあり、色々盛り沢山。しかしひとつだけ将来の先のことが気になるのは刈野と梓。もちろん刈野はそれも含めて先のことを考えて最終的には梓と共にする為に動いてはいると思うけど…。それぞれのCPに思い入れが出来応援したくなります。個人的には犬飼&アンジ推し。そして、１巻の表紙を眺めてからの、８巻を読み終えての表紙を見て、また改めて１巻の表紙を見ると更にググっと来ました。

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ツイタチさん

(女性/50代) 総レビュー数：71件

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