因果性のベゼ
」のレビュー

因果性のベゼ

阿仁谷ユイジ

読んで納得の神が創りし作品!

2021年10月15日
すごく読み応えあります!
そんで素直にメチャクチャ面白かった!
BLなので大前提のBOYSがLOVEして萌えがあり、その上に謎、焦燥、深い愛、挫けぬ心、もちろんエロとハピエンを、これでもか!というほど堪能させていただきました!!

作品内容にある通りタイムリープものです。
ソレってなんなの?なんか敷居高いわ〜と感じた方も大丈夫。上巻の中盤に差し掛かる頃に、脇の重要キャラ小山くんが懇切丁寧に解説してくれています。(この小山くんってドラ?大山のぶやだよね?)

上巻はハテナ?ハテナ?の連続です。
でも謎が謎過ぎて読みにくい、なんてことは一切ありません。
主BOYSが2人ともメチャクチャ可愛くて、しかも可愛い要素が被っていない可愛さで、萌えている間にアレよアレよと読み進んでしまいます。
謎もちゃんと頭に残っていて、ワクワクドキドキしながら読めます。
上巻の最後がまた溜まらなく良い。間髪入れず下巻に突入したくなります。

さて下巻は謎の回収です。
ただの回収じゃござんせん。
ここでも萌えとエロをふんだんに撒き散らしながら、この先どーなんの?どーすんのー!!?って主キャラと一緒にぶん回される回収劇です。
そして、そう来たか!コレはさすがに予測出来なかったわ!ってなります。

シリアスな話なのにコミカルシーンで推進力を増し、ズキュン!と来るところを魅せる。
山場の持っていき方もすんごい効果的。
え?え?…そんな…って、心臓止まるかと思いました。

お話の閉じ方も、そこに着地するのか〜とによによしてしまいます。阿仁谷先生の「男子迷路インアウト」を読了なさっている方は、そのによによが増すと思います。

最後になりますが、タイムリープを絵で表現するという難しい離れ業を各所で堪能できます。
こういうのを拝見するたびに、作家様マジ神だわ〜となってしまうのです。

局所の修正なんてそんなのどうでもいいくらいお話もエチシーンもサイコーなんですが、一応白抜きボカシです。
でもパンツの中の精 液溜まりとか、Tシャツ越しの尖ったtkbとかの方がエロいです。
いいねしたユーザ14人
レビューをシェアしよう!