ママ、やめます~余命一年の決断~
」のレビュー

ママ、やめます~余命一年の決断~

咲間はち子

2まで読みましたので感想

ネタバレ
2021年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完全な個人的な感想をしますので、主観性と偏見の意見になります。

思ったのは母親の苦労が辛く書かれていますが、現実的に考えてそんなに時間が取れない生活をしているのか?という疑問が来ました。

感想を書く前の前提として、長文の自分語りになってしまいます。もし読む方がいれば読み飛ばしてください。

自身の母親を見てきましたが、父親含む3人兄弟の子どもがおり、自宅が仕事場の自営業で母は仕事場で働いていました。原作の父親同様に父は家事を一切やらず、自分も部活の朝練などで母に5:30起きで弁当を作ってもらって苦労をかけていました。また母は3人を送り出すと自営業なので働いていまして、朝昼晩の食事を作っていました。洗濯物も母がしていました。(自分を含む兄弟も多少の手伝いはありましたが、本当に少ししか手伝わなかったです。)

この作品を見て改めて母の苦労が再確認できました。

そして感想ですが、作中の出だしで母親は余命1年と宣言されて家事を振り返りましたが、もっとひどい環境と冷遇されていた母親を知っているので、まだ専業主婦で世話対象が2人しか対象にいないのは弱いんじゃないか?と思ってしまいました。
そもそも朝は大変かもしれませんが、昼あたりの生活はどうなの?って思ってしまいます。その辺の苦労さも出してくれれば、共感や感動があったのかもしれません。
子供も1人しかおらず、専業主婦ってだけで勝ち組だと思ってしまいますので、母側にもっとリアリティのある苦労話を追加して欲しかったです。
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