悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される
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悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される

ほしな/ぷにちゃん/成瀬あけの

相談女アイシラ

ネタバレ
2021年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ アイシラって相談女が私なんて私なんてシクシクって新婚夫婦のところにしつこく押しかけて来ていて、それだけでもうんざり。そもそも精霊に愛されてるから邪険にできないとか言うなら、二股かけてないでアイシラとくっついとけよって思います。相談女を断れない旦那ってどうなの?
しかもアイシラって、王太子に薬盛ったんだから、立派に犯罪者なんだけど、登場人物全員が頭の中お花畑のアッパラパーだからごめんなさいシクシクってアイシアが言ったらそれで終わりなんだろうなって思って脱力。
主人公も最初に婚約者に裏切られても、アクアに溺愛されてやっと現在の安心できる環境になったのに、あんな薬一滴で裏切られる可能性があるなんてことになったら、人間不信になりますよね普通は。結局これからもそういう裏切られ方をする恐れがあるって思いながら生活しなきゃならない訳だし。長く話を書くためにテコ入れでこの設定もってきたのかもしれないですけど、薬に打ち勝つ程溺愛している王子スゲー!って事より、あんな薬一滴で全部無しになるって、今までの5巻以上かけて書かれた溺愛ぶりは、あのちちくりあいはなんだったのー!って事の方がよっぽど衝撃的。
誰も不幸にできない作家さんなので、最終的にはアイシラが勝手にアクア様の事は諦めますシクシクって退場して終わりかな。うざー。
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