このレビューはネタバレを含みます▼
読み切りから読んでいて、ついにはコミック4冊まで!しっかりじっくり2人の関係と愛が深まっていく過程が読めて幸せでした。最初は姉の身代わりに家の政略相手である賢一郎に嫁いだ美弥でしたが、賢一郎が初恋だった美弥の一途で素直な愛情に賢一郎もすっかり骨抜きに。最後はもはや冒頭の政略は忘れるほどの賢一郎の溺愛が素晴らしかった(笑)龍本先生も後書きで書かれていますが、しっかりエロさもある朝ドラを見ているかのようなお話の展開でした。山も谷もないも同然なのでそこが物足りないという見方もあるかもしれませんが、初心ではあるけど奥手ではなく、しっかり旦那様を翻弄するおっとり天然小悪魔だけど、いざという時は凛々しい美弥が素敵でした。そして15歳という年の差がいい案配で、外には出さないものの色んな重圧に少し影のあった落ち着いた大人の賢一郎さんが、美弥の無垢な愛を受けてどんどこ素を出しつつ男振りを爆上げしていく様も素敵だったー!そんな素敵な2人の結婚からはじまる恋愛と、家族としての愛情溢れる物語、にやにやほっこり成分が欲しい時にオススメです!