ごちそうΩはチュウと鳴く【コミックス版】
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ごちそうΩはチュウと鳴く【コミックス版】

はなさわ浪雄

美味しいとこ取りの作品♡

ネタバレ
2021年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人オメガバースという帯に、捕食者α×被食者Ωという弱肉強食の世界も加わるなんとも美味しいとこ取りの作品です。
家から出ないで済むからという理由も加わり漫画家になったネズミ族のΩの胡桃沢の新しい担当編集者はキツネ族αの宇迦野。
胡桃沢が笑っちゃうほど自虐的です(笑)
打ち合わせで合流したオシャレなカフェでオススメメニューを宇迦野が勧めたら『ナッツより自分が美味しい』と吐露。キツネとはいえ大事な担当作家を食べるのはあり得ないと宇迦野がいえば『ネズミは餌界のスーパーエリートなんで』と食べられること前提の話しかしない(笑)

胡桃沢行きつけのバーに行ったらΩとしての最大のピンチに颯爽と駆けつける宇迦野と胡桃沢はアクシデントから一夜を過ごす。。なんだけど。。こんなにエロくないボクサーパンツを初めて見た。身体にピッタリフィットしていなく、MサイズでいいのにLサイズを履いているように見えるダブつき感にいやーちょっと萎えました。

宇迦野の心理が表情では読めないので最後まで心情がわかりません。胡桃沢が必要以上に脅えるのに流されてエチはする始末にはどうよとツッコミたくなる(笑)

後半で胡桃沢が大ファンの元木という漫画家が出てきます。実は胡桃沢と過去に関係がある男性。ここはネタバレしないので割愛。
宇迦野がなんで橋渡しをとブツブツいいながらもひと役買ってくれた後にショッキングなことが!!ここは起承転結の転の部分なので口が裂けても言えません( ´艸`)
宇迦野を探し回る胡桃沢のピンチに宇迦野の愛ある行動にこの作品の全てが見えます。そして笑っちゃうのが【捕食誘惑罪】なんて素敵なネーミング。
さらに良かった一と思ったのがピッタリサイズのボクサーを最後には履いてます!カッコよさも加わり眼福でした。
恋人同士になってからは笑いで閉めて下さってます(笑)

聞けば続編が決定しているとか?!クーポンなしでも買いますよ♡
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