このレビューはネタバレを含みます▼
ファンタジーな短編2作収録の総121P。表紙は春めいてますが、どちらも冬に読むのにぴったりのお話。優しくて、心が温かくなりました。
「MERRY WEDNES DAY」
売れない小説家・修治×水曜日に訪れる青年・ユキ。先が見えない日々に疲れて自/殺しようとしていたところに突然飛び込んできた不思議な青年・ユキ。偶然にも修治のファンだというユキと過ごすことで、少しずつ冷え切った修治の心にぬくもりが戻ってくる。辛い終わりを覚悟したけど、あったかい展開に涙。描き下ろしにほっこりしました。
「HORY CHRISMAS」
恋人同士の調査員・ポールとトナカイ・ネロのクリスマスの夜。童話みたいで夢があるなあ。