セブンティウイザン
」のレビュー

セブンティウイザン

タイム涼介

嫌悪感

ネタバレ
2021年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほっこり?全くないです

まず一話目で産む際の大事なリスクの話になると、感情論です。母親が押し通しました。この時点でもうダメでした。

一話スタート時点で父親が65定年退職です。
え?子供の大学資金どうするんですか?
配偶者や自分の老後の準備金どうするんですか?
子供が20になるころには亡くなってるか、施設入ってるんじゃないんですか?

「産みたいのよ!」「もう決めたの!あなたは何も言わないで!」「相談したらどうせ止めるでしょう!」


え?って感じしませんか?笑
高齢者が夫婦生活してて、そんでもって産むというプロセスが不愉快なんじゃないんです。
数十年親になりたがっていた背景がある、割に全く子供の将来の心配しないとこにものすごく不愉快でした。

調べたら作者さん男性なんですね、だからか、とも思いました。男性差別の意味ではなく、だから母親として共感全くできなかったんだと思いました。心配に心配重ねるのが母親です。そんなシーンが全く書かれません。

命の価値観<タイトルの勢い
こんな感じです。
たしかにイレギュラーなタイトルで興味を惹く所でしたが、開くと高齢者の割に発言や考え方が勢いのみで浅く、ノリも若すぎるところ、
そして何より社会経験値が無さそうなキャラクター達の話の展開やワードチョイス。
少女漫画の方がまだリアリティあるかなと、少なくとも私はそう感じました。
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