私たちはどうかしている
」のレビュー

私たちはどうかしている

安藤なつみ

和菓子屋が舞台の昼ドラ

2021年11月29日
ドラマ化もされた、金沢の老舗が舞台の愛憎劇。和菓子屋の主人が殺され、冤罪被害者の娘が、長じて、真相をさぐるべく、菓子職人として同店に潜入、若主人と(偽装)結婚し・・・という、火サス+昼ドラの娯楽作品。和菓子や茶道の世界なので、着物着衣率がたかかったり、親世代が息をするように不倫していたり、一年に一回だけ扉の開く開かずの間があったりするのがまた、横溝正史感があるというか・・・内容はどろどろしていますが、絵は王道の少女漫画。女将が出張りすぎですが、七桜(サクラ)に気持ちが入ればぐいぐい読めます。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!