狼領主のお嬢様
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狼領主のお嬢様

柑奈まち/守野伊音/SUZ

買うつもりはなかったのに...

ネタバレ
2021年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ またよくある転生ものかと思い読んでみたら...気づいたら涙腺が崩壊!少しセリフのやりとりがくどく感じる箇所もありますが、原作への愛を感じるコミカライズだと思いました。愛する家族を殺して自分を欺き処刑した相手とよくくっつけるなという感想も見ましたが、少し同感です。全ての記憶がある以上私なら耐えられないなと。恋しさと憎しみの大渋滞でおかしくなりそう!なかったことにはできませんからね。カイドもお嬢様も並大抵のメンタルじゃないなと。だけど時間の流れが憎しみを少し柔らげて、悲しみは鮮明に、愛し愛された日々の記憶は何故かより眩しく糧にもなるのもまた事実で。それは現実でも同じではないかと。そう思いながら何度も読み、その度に2人の心情に涙涙でした。続刊を楽しみにしています。
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