このレビューはネタバレを含みます▼
「地獄行きバス」の修とカンちゃんリターンズ!
なおこの巻は白抜きです!
前作の続きで修とカンちゃんが温泉旅行に行くところから話が始まります。
カンちゃん相変わらず物欲まみれですがすごく可愛くてやっぱり随分変わったなあとしみじみ。
温泉旅行の荷物とかシャツとか前作で笑ったコットンパンツは45度までしか膝曲げないとか、色んなこだわりはあるけど1番は修なんですよね。ちょっぴりツンデレなカンちゃんの魅力が今作ではパワーアップ。
修の溺愛っぷりも相変わらずです。
1番好きな話はそりゃやっぱりカンちゃんのテンションがダダ上がりの「スーツを買おう」です。
修が親戚との食事会(修は家庭環境に難アリだったけど親戚は金持ち)に着ていくスーツの相談をカンちゃんにします。
張り切るカンちゃん。それはともかく便秘の時のゲイcpの攻防、修の料理に笑った〜。
肝心のスーツを着て男前な修。てかこの回から修が別人みたいになってきてスパダリ仕様も面白かった!
読めば読むほどこの2人が好きになる。
2作品目は一緒に暮らして3年目のcp。
病気で入院する由の付き添いをするために由の養子になった恋人の唐丸。これからも病気と付き合いながら愛する人と暮らしていく。短い話なのにすごく染みます。
3作品目!これもすごく好き!
主人公が胸の内で語りながら勤め先の図書館から帰る道。どうやら彼は浮かれているらしい。何に浮かれてるんだろう?読み進めていくうちにたまらずニヤニヤしてきちゃう!
カナ子先生が描くこの主人公がわかりやすい甘い表情じゃないのが本当に素敵。
描き下ろしの修とカンちゃん、本編エピソードの回収ですね。カバー下「寛太郎の唄」めっちゃいい!