媚の椅子
」のレビュー

媚の椅子

池玲文

シリーズ1作目

ネタバレ
2021年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザものです。このシリーズ、ヤクザものがお好きな方は絶対にハマると思います!
池先生の描く美しくて強い男たちの心の繋がりが凄く良い!語彙力無くて申し訳ないですが凄くエモいんです。
これ、2008年の作品だって信じられますか!?
時を経てもなお良いものは良い!と感じさせてくれる作品です。

こちらは表題作+短編2作。
表題作はヤクザの若頭・加賦×加賦の下で世話役をしていた韮沢。
健気に自分の全てを差し出す韮沢がすごい。陶酔。
そんな韮沢を加賦も可愛がるのですが、もう恋愛というものを超えた心の繋がりを感じました。
好きなんて甘い言葉はないけど(まぁ最後には言ってたけど)、韮沢危険な目にあって欲しく無くて家にいろ、なんでここに来た怒る加賦がもう必死で良かった!ヤクザが必死に可愛い部下を大切にしようとしてるのとか萌えないわけないやろ〜!!
短編は幼馴染の再会ラブコメと、煌びやかなノンケ×地味なゲイの朝チュンストーリー。
短編も良かったです。
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