例えば雪が融け合うように【コミックシーモア限定版】
カサイウカ
りん
さん
(女性/50代)
総レビュー数:625件
このレビューはネタバレを含みます▼
「例えば雨が…」は久我さん視点でしたが、こちらは充さんの過去に向き合い、2人が関係を深めて行くストーリーでした。
ひと山越えたからか、久我さんの顔つきがさっぱりして穏やかに見えました。そして表情が明るい。
充さんが元カレに会うと決まり、複雑な心境をまりかさんに吐露する久我さん。すごく好きなシーンで…充さんに対する想いの強さが頼もしい(*´艸`)
何も持ってないからこそ、ただ純粋に充さん自身を求め傍らに居る「普通の男」久我さん。充さんが選んだのは、堅気ではない世界で登り詰めた高橋ではなく、何もかも失いゼロからやり直そうとした久我さん。高橋の悔恨がとても痛烈でした。
久我が1つ屋根の下に居て、久我のことを調べ上げもしたのに、久我の顔を拝むことはしなかった。…のに、どんな男かと丹崎に尋ねる。矛盾。
高橋の心境を思うとなんとも言えない胸にクるものが。尤も、高橋が酷いことをして来たと言う事実を忘れてはいけないんだろうけども…。
高橋と会った後は、やっとやっと…やっと関係が落ち着いて(*´艸`) ただただ「お幸せに」です。
体を重ねるシーンが本当に幸せそうで、愛おしそうで…。
仕事が忙しくすれ違い生活のために、朝の5分、顔を合わせて飲むコーヒー。きっととっても美味しいでしょうね (^^)
年齢層高めの男性陣でしたが、愛着が沸く男性陣で結局私はどの方も(丹崎でさえも)みんな好きでした♪ 特にオーナーは確実にイケオジ、もといイケオジジでした!
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