このレビューはネタバレを含みます▼
恋のはなしから愛のはなしでは、前作の止められない気持ちに気づかない悲しみの連鎖から、止められなかった気持ちに気づき、傷つき傷つける事しか出来なかったちひろのケジメが笑顔での「バイバイ」。
たった一言の気持ちを伝える事ができなかったのは、その時点でのベストな選択だったのではないか?
恋は自身に芽生える焦がれる気持ち。愛は自身から溢れ慈しみ与えるものではないのか。。
そんな思いがふとよぎると、学生時代に戻ってやり直しはできないけど、別れによって今の自身をやり直し、その後の再び訪れる再会では、本当の愛を知るおはなしではないのかと感慨深かったです。